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ラシックスが高血圧治療に使われる理由

ラシックスというのはフロセミドを成分とした利尿剤です。
腎臓の尿細管がループ状にまがっている部位に作用する薬のためループ利尿剤と呼ばれます。
ラシックスを服用すると腎臓での水分の再吸収を抑制して、尿として体の外へ出す水分の量を増やし、同時にナトリウムやカリウムも排出します。
ナトリウムが減ることは体の中の余分な水分を減らすことにつながりますが、カリウムも同時に出てしまうことで電解質のバランスが崩れることがあります。

体の中の水分量が減ることで血液の量も減り、結果的に血圧が下がるため高血圧の治療で使われることがあります。
高血圧を起こしている時には血管の壁に不必要な圧がかかり続けていて、そのことで血管の壁の劣化が進んでしまいます。
それを予防するために血圧が高い場合には血圧を下げる必要が出てきます。
高血圧の治療でラシックスを使用する理由は全身の水分量を減らすことで血液の量も減らして血管にかかる不必要な圧を減らすためです。

またラシックスの特徴は効果が比較的早くあらわれることです。
高血圧の薬では効果があらわれるのに時間がかかるかわりに持続時間が長いという種類のものもあります。
長く飲み続ける時にはそういったものを使用することが多いと思われますが、すぐに血圧を下げたいという時には効果があらわれるまでに時間がかかり過ぎると体にとって良くないことがあります。
そういった時には効果が早く出るという理由でラシックスが使われることがあります。

ラシックスを服用すると30分~1時間ほどで尿量が増え始めて血圧が徐々に下がります。
同時に全身の血液量も減っていくので、血圧も低くなってきます。
高血圧に伴う症状がある時にはラシックスを飲むことで症状が軽くなっていくのがわかると思います。
ラシックスを服用する時間は通常朝に1回か朝と昼の2回です。
これは服用後に尿量が増えることでトイレに行く回数が増えるためで、睡眠の邪魔をしない時間帯に使用します。

ラシックスで高血圧を治療する際の注意点

ラシックスで高血圧を治療する時の注意点は血圧が下がり過ぎないようにすることです。
ラシックスは効果があらわれるのが早いため使用量が多すぎると急激に体内の水分が体の外に出てしまい、血圧が必要以上に低下してしまうという副作用が起こることがあります。
血圧が下がることでめまいやふらつきといった症状があらわれて立っていられなくなることがあるので、外出する時や車の運転をする時には十分に気をつけたほうがよいでしょう。

また服用した後には排尿の量が増えるという副作用があります。
注意点は服用する時間を間違えないようにすることです。
通常は朝に1回か朝と昼に2回服用しますが、間違って夜に服用してしまうとしばらくはトイレに行く回数が増えるので、寝ていられなくなります。
そのためラシックスを服用する時間は間違えないようにして、外出をする予定がある時にはトイレに行く回数が多くなるということを頭に入れておきましょう。

もうひとつの注意点は電解質のバランスの乱れです。
尿と一緒にナトリウムやカリウムを排出するので、血液中の電解質の量が少なくなりがちです。
電解質が少なくなると筋肉の動きに悪い影響が出ることがあり、力が入りづらい、喉が渇くといった症状が出ることがあります。
電解質の乱れは血液検査をするとわかるので、定期的に血液検査をするようにしたほうがよいでしょう。
また野菜や果物にはカリウムが多く含まれています。
食事の時にはいつも以上に野菜や果物をとるようにすると不足しているカリウムを補うことができます。

ラシックスを使用する時にはこのような副作用の出現に十分に注意をして使用する必要があります。
そして、副作用が重篤にならないように定期的な血液検査を受けましょう。

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